阪急ブレーブスからオリックス・ブルーウェーブへ

そしてオリックス・バファローズになるまでの歴史をちょっとだけご紹介。




ブルーウェーブの前進は「阪急ブレーブス」。

1949年にセ・リーグ、パ・リーグのリーグ二分の時にパに参加。

チーム創立から17年後の1967年にリーグ初優勝を果たす。

その後もAクラス球団として活躍を続け、1974年から1978年には

4年連続リーグ優勝という阪急黄金時代を築く。


しかし、何度も優勝を続ける阪急ブレーブスであるにもかかわらず、

観客動員数の低迷、親会社である阪急電鉄の低迷もあり、

1988年、オリエント・リース(オリックス)に球団を引き渡し、

以後、オリックス・ブレーブスという名称を残して戦い続けることとなる。

(阪急側が、ブレーブスという名前を残してほしいと強く嘆願したため)


1991年に本拠地を神戸に移し、オリックス・ブルーウェーブという名前に変更。

ここからが、ブルーウェーブの時代となる。


1994年に、名将・仰木監督(現・バファローズ監督)が就任すると、

翌年1995年には阪神大震災に負けず見事優勝を果たす。

さらに翌年1996年には、リーグ優勝に加え、

日本シリーズでセの優勝チームであった巨人を破って日本一に輝く。


しかし、2000年に看板スターであるイチロー(現・マリナーズ)の

メジャー行きを皮切りに、翌年は田口壮一(現・カージナルス)が移籍。

最強と呼ばれた外野陣の放出や、投手陣の低迷などからチーム成績は落ち込む。

2002年からは三年連続の最下位を記録するなどし、

観客動員数も低迷の一途をたどることになる。


そして2004年、オリックスが近鉄との合併を発表。

球団出資はオリックスが上回り、事実上の吸収合併の形をとる。